アーティストの楽曲をコピーして学んだ過去について

活動記録

最初は、ただ弾けるようになりたかった

ギターを始めた時、
まずやったのは好きな曲のコピーだった。

楽譜を買って、
とにかく一曲弾き切ることを目指す。

理由はシンプルで、
ただ弾けるようになりたかった。


思っていたより、全然弾けなかった

実際にやってみると、全然うまくいかない。

左手は違うところを押さえるし、
右手は空振りする。

指もすぐ痛くなる。

それでも、なぜかやめなかった。

少しずつでも進んでいる感じがあったからだと思う。


不思議と、できるようになっていく

最初は無理だと思っていたフレーズも、
数日経つと少しだけ形になってくる。

完全じゃないけど、
前よりは確実に弾けている。

その繰り返しで、
気づけば一曲通せるようになっていた。


「同じはずなのに違う」と感じた瞬間

ある時、CDに合わせて弾いてみた。

同じフレーズ、同じポジションのはずなのに、
聞こえてくる音が全然違う。

その時、初めて思った。

「これ、何が違うんだろう」って。


音じゃなくて、“中身”が違っていた

探っていくうちに、少しずつわかってきた。

ただ音をなぞるだけじゃ足りない。

リズムの取り方とか、
力の入れ方とか、
ちょっとしたニュアンスとか。

そういう“見えない部分”が、
音にそのまま出ている。


コピーはスタートラインだった

楽譜通りに弾けるようになるのは、
やっとスタートラインに立っただけだった。

そこから先で、
どう表現するか。

それが本当の意味での「演奏」なんだと思う。


真似しようとして、うまくいかなかった

ニュアンスも真似しようとしたけど、
これがまた難しい。

ちょっとズレると、
ただの違和感になる。

うまくいかないと、
逆に気持ち悪い音になることもある。

このあたりは、かなり苦戦した。


コピーを続けていると、見え方が変わる

コピーを続けていると、
曲の聴き方が変わってくる。

今まで聴こえていなかった音が聴こえる。

伴奏の動きとか、
細かいフレーズとか。

同じ曲なのに、
全然違うものに感じる瞬間があった。


それでも、どこか物足りなさがあった

コピーでバンドをやっていた時期もあった。

純粋に楽しかったし、
演奏すること自体は好きだった。

でもどこかで思っていた。

これは、自分の音じゃないなって。


だから、オリジナルに向かいたくなった

コピーを続けるほど、
自分の中に「こうしたい」が出てくる。

もっとこういう音にしたいとか、
こういう流れにしたいとか。

その感覚が強くなって、
オリジナルに進みたくなった。


コピーで得たものは、かなり大きかった

振り返ると、コピーで学んだことは多い。

自分では思いつかないフレーズ、
難しい運指、
リズムの取り方。

それを一曲通して弾く経験。

多分、基礎はここで全部作られた。


結論

コピーって、ただの真似だと思っていた。

でも今は、
一番最初に触れるべき“教科書”だったと思っている。

あの時間がなかったら、
今の自分の音はなかった。

そう思えるくらいには、
ちゃんと意味があった。

気に入って使っていたレスポール。

音が良くて、弾きやすくて、スタジオで大きな音を鳴らしても、綺麗な音をちゃんと出してくれた。

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