ずっと心の中で憧れていたエフェクターボードを、ついに作り始めた

機材・ガジェット

エレキギターを続けていると、

いつか自分だけのエフェクターボードを作ってみたい。

そんな憧れを持つ人は多いと思う。

自分もその一人だった。


エフェクターは昔から好きだった

ギターの音を変えたり、

魅力を引き出したり。

エフェクターには不思議な魅力がある。

同じギターでも、

組み合わせ次第で全く違う表情を見せてくれる。


でも、自分はずっとマルチ派だった

これまでの自分は、

アンプやマルチエフェクターを中心に音作りをしてきた。

理由はシンプルだった。

わかりやすくて便利だから。


コンパクトエフェクターは敷居が高かった

コンパクトエフェクターを揃える。

ボードを組む。

電源を考える。

配線を考える。

ノイズ対策をする。

当時の自分には難しそうに見えた。


お金の問題もあった

一つずつ集めるにはお金がかかる。

どれを買えばいいのかも分からない。

失敗したくない。

そんな気持ちもあった。


だから手を出せなかった

興味はある。

でも行動できない。

そんな状態が長く続いていた。


それでも憧れだけは残り続けていた

心のどこかで、

いつか自分のボードを作りたいと思っていた。

お気に入りのエフェクターを並べて、

自分だけの音作り環境を作る。

そんな姿を想像していた。


最近になって考え方が変わった

色々な経験をしてきた。

その中で思うようになった。

やりたいことは、

できる時にやっておいた方がいい。


いつかは、意外と来ない

落ち着いたら。

余裕ができたら。

そのうち。

そう思っているうちに、

時間はどんどん過ぎていく。


だから始めることにした

知識を調べる。

必要な物を確認する。

少しずつ揃える。

そうやって準備を進めて、

ついに作り始めるところまで来た。


最初に不安だったのは配線だった

一番自信がなかったのはケーブル。

ちゃんと作れるのか。

音は出るのか。

ノイズは大丈夫なのか。

不安だらけだった。


まずは堅実に選んだ

最初から最高級品を揃えるより、

まずは使えるものを選ぶ。

もし問題が出たら、

後から改善していけばいい。

そう考えることにした。


ボード選びも悩んだ

サイズはどれくらい必要なのか。

スノコタイプか。

ハードケースか。

本当に悩んだ。


届いた瞬間の安心感

メジャーで何度もサイズを測っていたけれど、

実物を見るまでは不安だった。

実際に届いてみると、

想像していた通りのサイズだった。

それだけで少し嬉しかった。


いよいよ作業開始

エフェクターを並べる。

位置を考える。

スイッチャーとの関係を考える。

配線を想像する。


この時間が楽しい

まだ音は出ない。

完成もしていない。

それなのに楽しい。

少しずつ理想の形が見えてくる。


ケーブル作りは想像以上だった

ソルダーレスケーブル。

簡単だと聞いていた。

でも最初は失敗ばかりだった。


何度もやり直した

導通チェックをすると失敗。

またやり直す。

もう一度チェックする。

また失敗。

原因も分からない。


少しずつコツが分かってきた

押し込みが甘かった。

締め込みが足りなかった。

失敗を繰り返しながら、

少しずつ理解できるようになった。


気付けば4時間経っていた

手は痛い。

指も疲れている。

正直もうやりたくないと思った。

でも楽しかった。


そして予想外の出来事

全て終わったと思ったら、

ケーブルが二本足りない。

マジックテープも足りない。

まさかの計算ミスだった。


完成はまだ遠い

正直かなり中途半端だった。

でも、どうしても確認したかった。

ちゃんと音が出るのか。


電源を入れた瞬間

スイッチを入れる。

すると、

エフェクター達が一斉に光った。


その瞬間、感動した

カラフルなLED。

金属筐体の輝き。

並んだエフェクター達。

ずっと憧れていた景色が、

目の前にあった。


まだ未完成なのに嬉しかった

配線も途中。

整理も終わっていない。

完成とは程遠い。

それでも、

ここまで来られたことが嬉しかった。


音を出した瞬間の予感

試しに鳴らしてみる。

音が良い。

かなり良い。

もしかすると、

今までで一番好きな音に近づけるかもしれない。

そんな予感がした。


実機だから味わえる楽しさ

ノブを触る。

組み合わせを変える。

光るエフェクターを見る。

それぞれの反応を確かめる。

便利さだけでは得られない楽しさがあった。


もっと早くやれば良かった?

少しだけそう思った。

でも、

今だからこそ分かることもある。

音の違い。

機材の魅力。

選ぶ理由。


多分、このタイミングで良かった

早すぎても分からなかったかもしれない。

遅すぎたとも思わない。

今だからこそ楽しめている。

そんな気がする。


結論っぽいもの(まだ途中だけど)

エフェクターボードを作ることは、

単なる機材遊びじゃなかった。

長い間心の中に残っていた憧れを、

一つ形にすることだった。


最後に

完成まではまだ遠い。

必要な物も残っている。

やることも沢山ある。

それでも、

もう十分楽しい。

これから音作りはもっと面白くなると思う。

そして、その音を使ってまた曲を作っていく。

そう考えるだけで、

今からワクワクしている。

とりあえず思い描いていた形になり、音も問題なく出た事が嬉しかった。

まだデッドスペースがちらほらあり、裏の配線の処理がハチャメチャ状態になっているので、地道に綺麗にまとめて行きたいと思っている。

イコライザーやオートワウ、ブースターを後々導入したいと考えているので、もう少しスペースを稼いだり、場所を工夫する必要がある。

パワーサプライを裏に設置して見えないようにしたかったが、手に入れたパワーサプライが、実物を見ずにネットで購入し、想像より遥かに大きかったので、誤算だった。裏の配線が上手く処理できた時に、取り付け可能か判断したい。

ボードを作り上げる事に夢中になっているが、音を出すと、想像以上に音がクリアで分離間が高く、音作りに熱中してしまう。今は気が済むまで音作りを楽しんで、ゆっくり地道にボード完成を目指して作業を続けて行きたいと思っている。

塔野ミノル

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