切り替えられない時ほど、心に余白を。自分を楽にするために始めたこと

経験・思考

仕事が終わったのに、頭の中ではまだ仕事をしている。

家に帰っても、

お風呂に入っても、

布団に入っても、

「あれ、大丈夫だったかな」

「明日はあれをやらないとな」

そんなことをずっと考えている。

気づけば頭が冴えてしまって、なかなか眠れない。

自分には、そんな日が何度もあった。


仕事に没頭できることは、悪いことじゃない

一週間の大半は仕事で埋まっている。

それだけ夢中になれる仕事があること自体は、恵まれているのかもしれない。

仕事に集中して、

色々なことを考えて、

一日があっという間に終わる。

充実感を感じる日もある。

でも、それがずっと続くと、少しずつ疲れが溜まってくる。


体は休んでいるのに、頭だけが働き続ける

仕事が終わっているのに、

頭の中では今日の出来事を振り返っている。

休日なのに、ふと仕事のことを思い出す。

せっかく好きなことをしているのに、

目の前のことに集中できない。

そして睡眠まで浅くなってくる。

そうなると、

心も体も少しずつ余裕がなくなっていく。

どこかでちゃんと止めないと、

いつか一気に崩れてしまう気がした。


逆のパターンもある

仕事だけじゃない。

プライベートで何か気になることがあれば、

今度は仕事中にそれを考えてしまう。

人間関係。

将来のこと。

失敗したこと。

これから起こるかもしれないこと。

「今考えても仕方ない」

頭では分かっている。

それでも気になってしまう。


「考えないようにする」が、一番難しかった

不安に思っていることの多くは実際には起こらない。

考えても仕方ないことに時間を使うより、目の前のことに集中した方がいい。

そういう言葉は何度も見てきた。

確かに、その通りだと思う。

でも、

分かっていることと、できることは別だった。

考えない方がいいと分かっているのに、考えてしまう。

だから自分なりに、

「どうすれば切り替えられるんだろう」

と色々試すようになった。


① もう無理だと思ったら、とにかく寝る

自分にとって一番単純で、

一番効果を感じた方法だった。

考えることを放棄する。

頭の中にあるものを、

どこか遠くへ投げてしまうようなイメージで一旦シャットダウンする。

そして、いつもより早く布団に入る。


疲れている時に考えても、良い答えは出なかった

悩んでいる時は、

自覚している以上に頭を使っている。

ずっと同じことを考え続けているから、

少しずつ疲弊していく。

そして疲れてくると、

自分の場合はどんどん悪い方向へ考えやすくなる。

だから、

そんな状態で無理に答えを出そうとするのをやめた。

今日はもう考えない。

明日の自分に任せる。

そう決めて寝る。

すると翌朝、

「なんで昨日あんなに悩んでいたんだろう」

と思えることが意外と多かった。


② 悩んでいることを、ほんの少しだけ前へ進める

逆に、

何かできそうなことがあるなら、少しだけ行動してみる。

全部解決しなくてもいい。

ほんの少しでいい。

調べる。

連絡する。

準備する。

必要なものを書き出す。

小さなことでも、

解決につながる行動を一つ始める。

これも、自分にはかなり効果があった。


頭の中の「重たい荷物」が少し軽くなる

悩んでいるだけの時は、

問題の大きさが分からない。

だから余計に不安になる。

でも少し動いてみると、

「ここまではできた」

と思える。

問題自体は残っていても、

何もしていない時とは気持ちが違う。

頭の中にずっと置いていた重たい荷物を、

少しだけ下ろせたような感覚になる。


動けないなら、まず情報を集める

すぐに行動できないことなら、

そのことについて調べてみる。

同じような経験をした人はいないか。

どうやって解決したのか。

他にどんな選択肢があるのか。

最近はAIに自分の状況を話して、

考えを整理することもある。

答えがすぐ見つからなくても、

「同じことで悩んでいる人がいる」

と分かるだけで、少し安心することがある。

自分一人だけの問題ではないと思えるだけでも、

心の負担は少し軽くなった。


③ とにかく外へ出て、体を動かす

ずっと同じ場所にいて、

ずっと同じことを考えている。

そんな時は、

思考も同じ場所をぐるぐる回っている気がする。

だから、とりあえず外へ出る。

散歩でもいい。

買い物でもいい。

少し遠回りして帰るだけでもいい。

とにかく体を動かす。


少し汗をかく頃には、気持ちも変わっている

これは何度経験しても不思議に感じる。

最初は嫌なことを考えながら歩いている。

でも少し体が温まって、

汗をかくくらいになると、

段々どうでもよくなってくることがある。

「まあ、何とかなるか」

そんな開き直りのような気持ちが出てくる。

家に帰って、

シャワーを浴びて、

涼みながらゆっくりする。

すると寝つきも良くなる。

自分にとって、

体を動かすことは気持ちを切り替えるスイッチの一つになった。


④ 自分が悪かったなら、素直に謝る

人との関係で悩んでいる時は、

少し違う。

自分の行動で誰かに迷惑をかけた。

負担をかけてしまった。

傷つけてしまった。

そういう時は、

頭の中で何度考えても解決しない。

だから、自分に非があると思ったら素直に謝る。

そして、

同じことを繰り返さないようにする。


それでも駄目なら、諦める

謝って、

できることをやって、

それでもどうにもならないことはある。

人の気持ちまで、自分にはコントロールできない。

以前は、そこまで何とかしようとしていた。

でも最近は、

自分にできることをやったなら、

それ以上は諦めることも必要だと思うようになった。

諦めるというと、

少し悪い言葉に聞こえる。

でも、

自分ではどうにもできないものから手を離すことも、切り替えるためには必要だった。


⑤ 苦しくなったら、一度離れてみる

これは目標や夢でも同じだった。

高い目標を持つ。

夢中になって努力する。

できるだけ早く実現したくて、

予定を詰め込む。

勢いがある時は、それでいいと思う。

楽しいなら、

とことんやればいい。


「楽しい」が「苦しい」に変わった時は、一度止まる

問題は、

それ自体を考えることが苦痛になってきた時だった。

やらなきゃ。

もっと頑張らなきゃ。

ここまでやったんだから。

そうやって、

自分で自分を追い込むようになったら、

一度離れてみる。

完全にやめなくてもいい。

少しだけ距離を置く。

それだけで見え方が変わることがある。


他にも道があると知るだけで、心は少し楽になる

仕事なら、

転職について調べてみる。

どんな会社があるのか。

違う働き方はできないか。

もし転職したら、どんな生活になるのか。

実際に転職するかどうかは別として、

調べるだけでもいい。

すると、

「ここしかない」

と思っていた世界の外側に、

意外と色々な選択肢があることに気づく。


逃げ道があると分かるだけで、余裕が生まれた

今いる場所に絶対に居続けなければならない。

これを絶対に続けなければならない。

そう思うと、どんどん苦しくなる。

でも、

他にも道はある。

違う場所もある。

別の方法もある。

そう思えるだけで、

今いる場所との距離感が変わる。

自分がしがみついていたものより、

もっと自分に合う場所が見つかることだってある。

選択肢を増やすことは、

自分にとって心の逃げ道を増やすことでもあった。


切り替えられない原因は、「余裕のなさ」だったのかもしれない

色々試していて、

一つ気づいたことがある。

心に余裕がある時は、

意外と簡単に切り替えられる。

「まあ、いいか」

「明日考えよう」

「別の方法を試してみよう」

そう思える。

でも余裕がない時は違う。

一つのことしか見えなくなる。

周りが見えない。

自分がどこへ向かっているのかも分からなくなる。

そして、

どんどん一つの問題に執着してしまう。


だから「切り替える」より、「余白を残す」

以前は、

嫌なことがあった時に、

「どうすれば上手く切り替えられるんだろう」

と考えていた。

でも今は少し違う。

切り替える方法を探すより、

そもそも心の余裕をなくさないことの方が大切なんじゃないか。

そう思うようになった。


頑張れる時は、思い切り頑張る

だからといって、

いつも力を抜くわけではない。

楽しい時。

夢中になっている時。

もっとやりたいと思える時。

そんな時は、

勢いに任せてとことんやる。

その時間は自分にとって、とても大切だ。


でも、後ろ向きになったら「疲れているサイン」と考える

不安になる。

イライラする。

何もかも嫌になる。

悪い方向ばかり考えてしまう。

そんな時は、

自分が弱くなったのではなく、

「少し疲れているのかもしれない」

と考えるようになった。

無理に頑張らない。

好きなものを食べる。

しっかり寝る。

少し休む。

そして余裕が戻ったら、

また動き始める。


結論っぽいもの(まだ途中だけど)

切り替える力というと、

嫌なことがあってもすぐ前を向けるような、

強い精神力を想像していた。

でも、自分の場合は少し違った。

眠る。

少し行動する。

体を動かす。

謝る。

諦める。

別の選択肢を探す。

そして、

無理をしすぎない。

そうやって心の中に少し余白を作ることで、

自然と切り替えられることが増えていった。


最後に

人生には、

考えても答えが出ないことがたくさんある。

自分ではどうにもできないこともある。

それなのに、

全部何とかしようとすると、

いつの間にか自分自身が疲れ切ってしまう。

だから最近は、

頑張ることと同じくらい、

「手放すこと」も大切にしたい

と思っている。

頑張れる時は頑張る。

楽しい時は、とことんやる。

でも、

苦しくなったら休む。

どうにもならないなら、一度手放す。

そして、

自分には他の道もあることを忘れない。

そうやって少し余白を残しておくことが、

結果的に自分を長く動かしてくれる。

切り替える力とは、

何でもすぐ忘れられる強さではなく、

自分を追い込みすぎないための余白を持つことなのかもしれない。

そんなことを意識するようになってから、

以前より毎日を楽に、

そして楽しみながら過ごせる日が少しずつ増えてきた。

疲れって本当気が付かないから怖いものだと思う。

いつも気が付いたら凄く溜まっていて、しんどくて仕方なくなってから気が付く。体調を崩して始めて気が付く事も多い。

気づいたとしても、やらないといけない事に追われたり、休めないような状況が続くと、分かっていても休めなかったりする。

それに加えて、寝たいのに頭が眠ろうとしないことがあったり、寝ても寝た感じがしない時があったりして、本当に回復する事って難しいと思うことがある。

人によっては、疲れているのに運動?と思ったり、睡眠時間が平均より短くても元気で過ごせる人もいる。だから、自分に合った回復方法を意識して知り、色々と試して効果的な物を知っておくことは凄く大切な事だと気が付いた。

これからも、もっと色々な種類の方法を知って、試して、手段の選択肢を増やしていきたいと思う。

塔野ミノル

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