これまでの人生の中で、本当に色々な人と関わってきた。
その中で強く感じるようになったことがある。
それは、人それぞれ価値観が違うということ。
当たり前のことかもしれない。
でも、実際に沢山の人と関わっていると、その当たり前を忘れてしまうことがある。
人は、自分の「正しさ」を信じている
自分もそうだった。
こうするべきだ。
こう考えるのが正しい。
そう思い込んでいた時期がある。
世の中には沢山の意見があって、
多数派の考え方や、論理的で根拠のある意見ほど正しく見える。
もちろん、それは大切なことだと思う。
正しさは、生きていくために必要だった
社会の中で生きていく以上、
ルールを守ることも必要だし、
合理的に考えることも必要になる。
正しさを基準に行動することで、
生活は安定する。
仕事も進めやすくなる。
でも、それだけでは足りなかった
ある時から思うようになった。
正しさと、自分の幸せは別の話なんじゃないかと。
理屈では正しい。
でも心は納得していない。
そんな状態が続くことがある。
気づけば、生きるためだけに生きていた
仕事。
将来への不安。
お金のこと。
現実的な問題に向き合っていると、
いつの間にか「自分が何をしたいのか」を忘れてしまう。
気づけば、
ただ毎日を乗り切ることだけを考えていた。
自分が納得できる人生を送りたい
だから最近は、
もっと自分自身の気持ちを大事にしたいと思うようになった。
自分が何をしている時に嬉しいのか。
何をしている時に満たされるのか。
そういうことを考える時間を増やしている。
将来の安心も大切
もちろん、
将来のことを考えないわけではない。
仕事も必要だし、
お金も必要だし、
ある程度の備えも必要だと思っている。
安心できる生活基盤は大切だ。
でも、今しかできないこともある
若いうちにしかできないこともある。
体力があるからこそ挑戦できること。
今だから楽しめること。
そういうものも大切にしたいと思っている。
自分にとって必要なのは「余白」だった
ある程度の収入があって、
安心して暮らせる環境がある。
その上で、
好きなことを楽しめる時間がある。
今の自分が求めているのは、その状態だった。
高収入を目指して走った時期もあった
実際に高収入の仕事に就いたこともある。
責任も大きかった。
仕事量も多かった。
休日も仕事のことを考えていた。
常に気が張っていた。
気づかないうちに、心と体が限界だった
自分では大丈夫だと思っていた。
でも気づけば、
顔はやつれて、
肌は荒れて、
体調も崩していた。
蕁麻疹が出ても驚かなくなっていた。
初めて立ち止まった
そしてある時、
体が限界を迎えた。
風邪でもないのに熱が下がらない。
初めて仕事を休んだ。
その時に考えた。
自分は何のために働いているんだろう、と。
いつの間にか、自分を置き去りにしていた
社会人になった頃に思い描いていたこと。
やりたかったこと。
大切にしたかったもの。
それを全部後回しにしていた。
そのことに気づいた。
お金だけでは満たされなかった
もちろん、お金は大切だ。
でも、自分の場合は、
お金だけを追いかけても幸せにはなれなかった。
収入が増えても、
心は満たされなかった。
趣味に興味を持てなくなった時期もあった
忙しすぎると、
好きだったことすら楽しめなくなる。
音楽も。
読書も。
新しい挑戦も。
全部後回しになる。
そして少しずつ、
心が動かなくなっていく。
人と自分は違っていた
周りには、
仕事が好きで、
挑戦が好きで、
どんどん稼いでいく人もいる。
本当に凄いと思う。
でも、自分は違った。
ただそれだけだった。
自分が欲しかったもの
自分が求めていたのは、
派手な生活ではなかった。
高級車でも、
豪華な家でもなかった。
もっとシンプルだった。
穏やかに過ごせる時間が欲しかった
休日にゆっくり過ごせること。
好きな音楽に触れられること。
文章を書けること。
散歩できること。
そういう時間が欲しかった。
選べる余裕が欲しかった
やりたい時にやりたいことができる。
自分で選択できる。
その自由が欲しかった。
結論
幸せの形は人それぞれだと思う。
だから、
誰かの正解が自分の正解になるとは限らない。
大切なのは、
自分が納得できる生き方を見つけることなんじゃないかと思う。
最後に
理想通りの人生になることは少ない。
思い通りにいかないことも沢山ある。
それでも、
人生を振り返った時に、
「あれはあれで良かったな」
と思える時間を増やしていきたい。
これからも、
自分が納得できる形を探しながら、
穏やかに歩いていきたいと思っている。

人が良いと思うものを理解できない事がある。自分が良いと思うことが受け入れられないことがある。
人によって生き方も、考え方も、感じるものも違う。だからこそ、自分が良いと感じるものを追いかけて、身の回りに固めることを目指したい。
でも、自分の良いと感じるものは、必ずしも正しいわけじゃない。ということを受け入れて、人に押し付けたり、比べたりするのではなく、自分にとって良いものを増やすために務める。
人が良いと思って、自分にとってはそうではなかったとしても、なぜそれが良いのか?どんな魅力があるのか?ということを教えてもらおうとすれば、快く話してもらえ、運が良ければ、実は良いものだったと気が付く事ができて、自分の好きなことが増えるきっかけにもなる。
リスペクトの気持ちって、やっぱり大切だなぁと思う。
塔野ミノル


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