小さな約束を積み上げる大切さ。忘れないために自分が続けていること

経験・思考

毎日生活していると、覚えておかなければならないことが本当にたくさん出てくる。

ちょっとした頼まれごと。

今のうちにやっておいた方がいいこと。

締め切りのあるもの。

買っておかなければならないもの。

人との予定。

一つひとつは小さなことなのに、少し別のことを考えただけで、意外と簡単に忘れてしまう。

自分も何度か、

「あ、やるの忘れてた……」

と、誰かに言われてから思い出したことがある。

そのたびに、もっとちゃんと管理しておけば良かったと後悔した。


小さなことほど、意外と信頼につながっている

頼まれたことを忘れる。

締め切りを過ぎる。

約束していたことをやっていない。

一回だけなら、大きな問題にはならないかもしれない。

でも、それが何度も続くと、

少しずつ「この人に頼んで大丈夫かな」と思われるようになる。

逆に、

頼んだことをちゃんとやってくれる。

約束したことを忘れない。

終わったらきちんと報告してくれる。

そんな小さな積み重ねが、意外と大きな信頼につながっていることに気づいた。


信頼って、もっと地味なものなのかもしれない

以前は、信頼される人というと、

仕事がすごくできる人だったり、

人を引っ張っていける人だったり、

何か大きなことを成し遂げられる人をイメージしていた。

もちろん、それも一つだと思う。

でも実際に人と関わりながら生活していると、

もっと地味なところにも信頼はある。

頼まれたことを忘れない。

時間を守る。

約束を守る。

そんな当たり前のことを、当たり前に続ける。

そこに、思っていた以上に大切なものがある気がしている。


自分が困った時にも返ってくる

小さな約束を守ることを意識していると、

人との関係も少しずつ変わっていった。

自分は決して会話が得意な方ではないし、

関係によっては、一見すると少しドライに見えることもあると思う。

それでも、

困った時に手を差し伸べてもらえたり、

お願いしたことを快く引き受けてもらえたりすることが増えた。

そういう時、

普段の小さな積み重ねは無駄じゃなかったんだなと思う。


とはいえ、全部覚えておくのは無理だった

問題はここだった。

仕事をして、

家のことをして、

予定を考えて、

趣味も楽しむ。

それだけでも頭の中には色々な情報が入ってくる。

全部を記憶だけで管理しようとすると、正直しんどい。

だから自分は、

「覚えておくこと自体を頑張る」のをやめた。


とにかく、すぐにメモする

今は何か頼まれたり、

「これをやっておこう」

と思ったりしたら、できるだけすぐにメモする。

使っているのは、

スマホのリマインダー。

メモアプリ。

カレンダー。

そして紙のメモ帳や、余っているノート。

特別なものは使っていない。

むしろ、どこにでもあるものばかりだ。


用途によって、ざっくり使い分けている

今後必要になりそうな情報は、メモアプリ。

近いうちにやらなければならないことは、リマインダー。

予定はカレンダー。

突然の電話や、口頭で頼まれたことは、とりあえず紙に書き殴る。

そして、一つのテーマについて色々考えたい時はノートを使う。

かなり雑な使い方だけれど、自分にはこれが合っていた。


綺麗に管理することは諦めた

以前は紙の手帳も何度か試した。

でも、自分にはあまり合わなかった。

小さな枠に綺麗に書く。

見やすく整理する。

毎日きちんと手帳を開く。

それ自体が少し面倒になってしまった。

だから今は、

とりあえず書く。

必要なら後から直す。

そのくらい雑に扱える方法を選んでいる。


大切なのは、使いこなすことじゃなかった

便利なスケジュール管理アプリはたくさんある。

高機能なメモツールもある。

でも、自分の場合は結局、iPhoneに最初から入っている純正アプリが一番続いた。

全ての機能を使いこなしているわけでもない。

最低限しか使っていないと思う。

それでも十分だった。

自分が忘れなければ、それでいい。


「頭の中に置いておかない」だけで楽になった

メモする習慣がついてから、

頭の中が少し楽になった。

「何か忘れている気がする」

という不安が減った。

確認したければ、リマインダーやカレンダーを見ればいい。

今日やることも分かる。

締め切りも分かる。

頭の中だけで全部を抱えていた頃より、ずっと余裕が生まれた。


見えるようになると、優先順位も分かる

やることを目で確認できるようになると、

「これは今日やろう」

「これはまだ後でも大丈夫」

と整理しやすくなった。

今の時間で、どこまでできるか。

何から手を付けるべきか。

以前より落ち着いて考えられるようになった。


小さな頼まれごとは、なるべく早く終わらせる

特に、すぐにできる頼まれごとは、

できるだけ早めに終わらせるようにしている。

相手が待っていることもあるし、

自分自身も「まだやっていないこと」が残っている状態があまり好きではない。

一つ終わらせて、

リストから消す。

また一つ終わらせて、

少し身軽になる。

その感覚が結構好きだ。


リストが空になると、不思議なくらい安心する

やらなければならないことが全部終わって、

リマインダーが空になっている。

あの瞬間は、かなり気持ちがいい。

「とりあえず今は大丈夫。」

そう思える。

すると初めて、

やりたいことに頭を使えるようになる。

音楽をやろうかな。

文章を書こうかな。

今のうちに、あれをやっておこうかな。

そんな余白が戻ってくる。


管理することは、自由な時間を作ることでもあった

以前は、スケジュール管理というと、

自分を縛るもののようなイメージもあった。

でも今は少し違う。

やるべきことを整理して、

一つずつ終わらせていく。

その結果として、

自分が本当にやりたいことに使える時間や気持ちの余裕が生まれる。

自分にとって管理することは、

自由な時間を作るための方法でもあった。


結論

信頼は、大きな約束だけで作られるものではないと思う。

ちょっとした頼まれごと。

小さな予定。

何気なく口にした約束。

そういうものを忘れず、一つずつ守っていく。

その積み重ねが、

少しずつ人との関係を作っていくんだと思う。


最後に

自分は記憶力だけに頼ることをやめた。

忘れそうならメモする。

予定ならカレンダーに入れる。

やることならリマインダーに残す。

方法はかなり単純だけれど、それだけでも生活はずいぶん楽になった。

そして何より、

「やると言ったことを、ちゃんとやる」

という小さな積み重ねを守りやすくなった。

これからも完璧に管理しようとは思わない。

自分に合った雑さを残しながら、

小さな約束を一つずつ守っていきたい。

その積み重ねが、

人との信頼にも、

自分自身の心の余裕にも、

少しずつつながっていく気がしている。

物事はなるべく目的を持って取り組んだ方が、期間や、やり方についてのイメージが沸いて、そのイメージに沿った必要な道具、時間が分かりやすくなってくる。

そして、自分が請け負っている仕事、役割について、小さなことでも、きっちり把握して、一つずつきちんとこなしていくことを積み上げていければ、人との関係も保てたり、自分がやりたい事をやる時間がどんどん増えていく事に繋がる気がしている。

自身の経験でも、信頼関係を保った状態で仕事するのと、個人プレイで進める事を比べると、前者の方が圧倒的に仕事がやりやすく、仕事の負担が減る程、他の事に関しても円滑に進める事ができる事が多かったため、今でも頼まれごとや約束事は、重くとらえながら過ごしている。

現在でも、やはり、周囲を見渡してみても、約束事を軽く受け止めていたり、信頼関係を軽んじている人は、どんなに個人プレイ、もしくは目立つ行動を行っていても、どこかのタイミングで力尽きて、急停止し、その時に打つ手が無くなってしまっている人ばかりに思う。

人はないがしろにしてくる人に対して、手を差し伸べたり、協力姿勢を見せることはなく、そういう関係が築ける人同士で手を取り合っている。

だから、勢いや自信の都合や考えを周りに押し付け、自己中心的で、自信過剰な気分で行動する事は失敗ルートを突き進むだけという事が良く分かった。

それよりも、落ち着いて、細かい事を地道にこなし、丁寧に接する心構えがまずは大切な事なんじゃないかと、色々な経験をもとに気が付けたと思う。

だから、これからも、慎重に、落ち着いて、一つ一つ受け止めながら、大切にする気持ちで、小さな約束を果たし続けて行きたいと思っている。

塔野ミノル

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