毎日は本当にあっという間に過ぎていく。
仕事をして、家のことをして、趣味を楽しんでいると、気づけば一か月が終わっている。
振り返ると色々な出来事を思い出せるのに、その時その時は、目の前のことをこなすだけで精一杯になっていることも多い。
将来のことを考えたり、新しく挑戦したいことを思い浮かべたり。
気づけば頭の中はいつも何かでいっぱいだった。
だからこそ、自分の中で一つだけ大切にしている言葉がある。
それが「有言実行」だ。
自分を縛るためじゃなく、動かすための言葉
有言実行という言葉は昔から知っていた。
でも、本当に意識するようになったのは社会人になってからだった。
やると決めたことは、最後までやる。
そして、やり切ったらきちんと報告する。
逆に、できるか分からないことは軽々しく口にしない。
そんな基準を、自分の中で少しずつ作るようになった。
未来の約束は、なるべくしない
もちろん、長い人生の中では何が起こるか分からない。
だから「五年間続けます」のような遠い約束は、あまりしないようにしている。
自分が責任を持って取り組める範囲。
一年以内くらいの目標。
そのくらいなら、自分の努力で何とかできることも多い。
だからこそ、「やります」と言った以上は、本気でやり切ろうと思える。
言葉にすると、不思議と行動できる
「やる」と決めて口にした瞬間から、少し気持ちが変わる。
面倒だからやめよう。
今日は疲れたから後回しにしよう。
そんな気持ちが出てきても、
「いや、自分でやると言ったんだった。」
そう思うと、もう一歩だけ前へ進める。
たった一言なのに、自分の背中を押してくれる力がある。
自分を知るきっかけにもなった
続けているうちに、面白い変化もあった。
「これは本当にやりたいことなんだな。」
「これは苦手だから、なかなか動けないんだな。」
そんなふうに、自分のことが以前より分かるようになった。
できると思っていたこと。
思っていただけだったこと。
本当は苦手だったこと。
少しずつ整理されていった。
苦手を認めることも大切だった
以前は、
「全部自分でやらなきゃ」
と思っていた。
でも、自分が苦手なことまで無理をすると、思うように進まない。
だから最近は、
苦手なことは詳しい人に相談したり、助けてもらったりするようになった。
全部一人で抱え込まなくてもいい。
そう考えられるようになったのも、この習慣のおかげだった。
好きなことには、自然と力が入る
逆に、本当に好きなことや得意なことなら、
多少うまくいかなくても粘ることができる。
途中で壁にぶつかっても、
「もう少しだけ頑張ってみよう。」
そう思える。
自分の得意なことが分かると、力を注ぐ場所も見えやすくなった。
有言実行は、意外と根気がいる
もちろん、簡単なことではない。
予定どおりに進まない日もある。
思っていたより難しいこともある。
それでも、
「やると言ったからやる。」
その気持ちが最後のひと踏ん張りにつながることが何度もあった。
小さな約束も大切にしたい
この考え方は、大きな目標だけじゃない。
人に頼まれたこと。
「やっておきます」と伝えたこと。
そういう日常の小さな約束も、できるだけ守るようにしている。
終わったら一言報告する。
たったそれだけでも、相手は安心してくれる。
信頼は、こういう積み重ねなんだと思う
特別なことをしたわけじゃない。
約束したことをやる。
終わったら伝える。
その積み重ねだけで、
「この人なら任せられる。」
そう思ってもらえる場面が少しずつ増えていった。
信頼は、一度の大きな行動ではなく、小さな約束の積み重ねから生まれるものなのかもしれない。
言葉一つで、行動は変わる
「有言実行」という四文字は、とてもシンプルだ。
でも、自分にとっては行動の基準になっている。
何を引き受けるか。
どこまで頑張るか。
いつ諦めるか。
その判断にも、少しずつ影響を与えてくれた。
無理をするための言葉ではない
だからといって、
何でも引き受けるという意味ではないと思っている。
できる見込みがあること。
責任を持って取り組めること。
そう判断した時にこそ、この言葉は力を発揮する。
結論
「有言実行」は、人に見せるための言葉じゃない。
自分自身を信じられるようになるための言葉なんだと思う。
一つひとつ約束を守ることで、
少しずつ自信も積み重なっていく。
最後に
言葉は、それだけでは何も変わらない。
でも、その言葉を意識して行動すると、自分自身が少しずつ変わっていく。
自分にとって「有言実行」は、
これからも背中を押してくれる大切な言葉であり続けると思う。
焦らず、一つずつ。
できると決めたことを積み重ねながら、自分らしく前へ進んでいきたい。

言葉の力は思ったよりも強い。
言い方一つで印象がまるまる変わってくることがあるし、言葉の選択が重要になる場面も意外と多い。
たまに、自分に対する言葉を決めて、それに従って行動してみる事は、頭の中を律してくれることがある。
これだけは守ろう、これを続けられるだけやってみよう、という、小さな一つの目標ができる。そして、意外と続けるのが難しかったり、何か行動に変化が現れている事を実感できる。
そして、習慣になってくると、気が付いたら、良い仕事に繋がっていたり、1日の中でできる事が増えていたり、明確に効果を実感できるときがある。
言葉一つ。これが意外に大きい力を持っている。
だから、言葉を学び、使い方や、意味をしっかり知る事って、ずっと大切なことなんじゃないかと、大人になってしばらくしてから、気が付いた。
上手くいかない事、間違った言葉を選んでしまう事もあるけど、できるだけ正確に、言葉を使いこなしていけたらいいなと思って、これからも意識していきたいと思っている。
塔野ミノル


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