音楽に惹かれたのは、突然だった
音楽に強く惹かれたのは、
小学校高学年くらいの頃だった。
きっかけは、年上の従弟。
初めて一緒にカラオケへ行った時、
普段ふざけていた従弟が、本気で歌い始めた。
その瞬間の空気感が、今でも残っている。
「別の人みたいだ」と思った
大音量の音楽。
マイク。
光る機材。
そして、普段とは違う雰囲気で歌う従弟。
なんというか、
全部が凄くカッコよく見えた。
それまで、音楽に興味はなかった
それまでは、
音楽の授業もあまり好きじゃなかった。
歌うのも、
楽器を触るのも、
正直そこまで興味がなかった。
でも、その日を境に変わった。
気づけば、音楽が気になっていた
学校の音楽室。
楽器屋。
音楽番組。
そういうものを見るたびに、
自然とワクワクするようになっていた。
スポーツをやりながら、家ではギターを触っていた
当時はスポーツにもハマっていて、
部活も運動系だった。
でも、家に帰るとギターを触っていた。
従弟の影響で始めたエレキギター。
そこから、少しずつ音楽にのめり込んでいった。
音を知るほど、もっと好きになった
ギターだけじゃなく、
ベースもドラムも、アコギも。
バンドの楽器全部が好きになっていった。
曲の中で、
どんな音が鳴っているのか。
どんな演奏が気持ちいいのか。
わかるほど、
どんどん深くハマっていった。
でも、その道へ進む勇気はなかった
音楽は好きだった。
でも、「音楽で生きる」という覚悟までは持てなかった。
何を目指したいのかも、
当時は全然わからなかった。
ただ、音楽に触れている時間が楽しかった。
それだけだった。
バンドを始めて、世界が広がった
学祭に出たり、
ライブハウスでライブしたり。
大学では、本格的なバンドにも入った。
その頃は、
「もしかしたらプロを目指せるかも」って思っていた部分もあった。
でも、一度音楽から離れた
途中で、しんどくなった。
挫折したり、疲れ果てたり。
音楽から離れたいと思った時期もあった。
好きだったはずなのに、
苦しく感じる瞬間が増えていった。
離れてみて、やっぱり戻ってきた
社会人になって、
色々なことをやった。
でも結局、
また音楽に戻ってきた。
しかも前より深く。
大人になってから、違う楽しさを知った
昔みたいな勢いだけじゃなくて、
今はじっくり楽しめる。
機材。
ミックス。
マスタリング。
音楽理論。
昔は見えていなかった面白さが、
今はかなり見えてきている。
「もっと早く気づきたかった」と思うこともある
色々学んでいくと、
もっと早く知りたかったことが沢山出てくる。
プロの凄さも、
前よりずっと理解できるようになった。
10代や20代前半で、
あのレベルに達している人たち。
本当に凄いと思う。
正直、自分はそこまで行けていない
経験も、技術も、
全然足りていないと思う。
でも、それでもいい。
自分なりに積み上げて、
自分が行きたいところまで進みたい。
今はそんな感覚に近い。
少し成長できた時が、かなり嬉しい
前より良い音になった時。
新しい発見があった時。
「あ、前よりできるようになってる」って思えた時。
あの感覚が、本当に嬉しい。
音楽は、まだまだ終わらない
やりたいことが多すぎる。
作曲。
演奏。
機材。
ミックス。
マスタリング。
勉強したいことが、まだまだある。
気づけば、日常の中にずっと音楽がある
隙間時間で調べたり、
作業したり、
音を触ったり。
気づけば、生活の中にずっと音楽がある。
多分もう、
完全には切り離せないんだと思う。
結論
プロになれたわけじゃない。
有名でもない。
でも、それでも音楽を続けていたいと思っている。
それだけ、
自分の中で大きい存在なんだと思う。
最後に
これからも、
もっと音楽を追求していたい。
少しずつでもいいから、
前に進みながら。
多分この先も、
ずっと音楽に触れながら生きていく気がしている。

昔所有していたギターの写真。
演奏する事も、音を聴く事も、全てが心を震わせてくれる。
人生の途中からずっと傍にあって、心の中で気持ちを明るくしてくれた音楽。
この世にこんな文化が存在してくれて良かったと思う。良い時代に生まれたと思う。
塔野ミノル


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