作ることも、誰かの作品に触れることも。どちらも自分を豊かにしてくれる

経験・思考

自分は、何かを作っている時間が好きだ。

音楽を作ったり、

文章を書いたり。

頭の中に浮かんだイメージや世界観を楽曲にしたり、

自分が経験したことや、そこから気づいたことを文章にしたり。

何もなかったところから、

少しずつ形になっていく。

その過程が楽しい。

そして完成したものを振り返った時には、

「ちゃんと一つ作れたな」

という達成感もある。

気づけば、そんな時間をずっと楽しみながら過ごしてきた。


ゼロから何かを作る時間が好き

最初は何もない。

そこから少しずつ考えて、

試して、

直して、

また作る。

そして、一つのものが完成する。

出来上がったものを見返して、

「ここは良かったな」

「次はもう少しこうしたいな」

と考える。

以前作ったものと比べて、

少し成長していることに気づくこともある。

その全部が楽しい。

次に作る時には、

前回気づいたことが新しいアイデアになる。

そうやって少しずつ積み重なっていく感覚に、やりがいを感じている。


文章を書くことは、自分には縁がないと思っていた

今では文章を書くことも好きだけれど、

昔からそうだったわけではない。

きっかけの一つになったのが、noteだった。

身近な出来事。

自分が感じたこと。

専門的な話。

色々な人が、色々なテーマで文章を書いている。

それを一つの場所でたくさん読めることが、純粋に面白かった。


もともと、読むことは好きだった

本を読むことも好きだった。

一時期は部屋が本だらけになるくらい読書にハマっていた。

ネットの記事を読むことも好きで、

毎朝、職場で色々な情報記事を見るのを楽しみにしていた時期もある。

でも、

「読むこと」と「自分が書くこと」は別物だと思っていた。


文章を書くのは、特別な人がすることだと思っていた

書籍を書く人は、

その道を専門にしている人。

すごい経歴を持っている人。

何か特別な経験をしてきた人。

ネットで記事を書く人も、

情報を集めるのが上手かったり、

人を惹きつける文章を書けたり、

何か特別な能力を持っている人だと思っていた。

だから、

自分が文章を書くなんて、あまり想像していなかった。


実際に書いてみると、思っていたものとは少し違った

いざ始めてみると、

もっと自由だった。

今日思ったこと。

今まで経験してきたこと。

ふと気づいたこと。

今、自分が書きたいと思ったこと。

それを自分なりの言葉で書いていく。

そして一つの記事として残していく。

それだけでも十分楽しかった。


頭の中にあったものが、少しずつ残っていく

文章にしなければ、

その時に考えていたことは、いつか忘れてしまう。

でも記事にすると、

その時の自分の考えが一つの形として残る。

記事が増えていくと、

自分の経験や考えが少しずつ積み重なっていく。

後から読み返すと、

「あの頃はこんなことを考えていたんだな」

と思うこともある。

それも、文章を書く楽しさの一つになった。


作る側になってから、人の作品を見る目が変わった

ただ、

音楽や文章など、自分で何かを作る時間が増えてくると、

一つ変わったことがあった。

人が作ったものを見る時に、

純粋に楽しむだけではなくなった。

「どうやって作ったんだろう」

「ここにはどんな工夫があるんだろう」

「自分ならどうするだろう」

「この考え方は、自分にも使えないかな」

そんなふうに、

作り手側から見る癖がついていた。


それでも、理解できないものに出会うとワクワクする

特に面白いのが、

自分では全く思いつかなかったものに出会った時だ。

「どうやったら、こんなものを作れるんだろう」

本当に想像もつかない。

そういう作品を見ると、

今でも素直に感動する。

そして、

どうなっているのか知りたくなる。

調べる。

手がかりを探す。

少しずつ仕組みが分かってくる。

その時間もまた楽しい。


「凄い」で終わらない面白さがある

自分で何かを作るようになってから、

作品の見え方は確実に変わった。

以前なら、

「凄いな」

「綺麗だな」

「良い曲だな」

で終わっていたものでも、

もう一歩奥を見たくなる。

なぜ自分はこれに惹かれたんだろう。

どこが凄いんだろう。

何が自分の心を動かしたんだろう。

そんなことまで考えるようになった。


でも、分析することだけが楽しみではない

一方で、

人が作ったものを純粋に楽しむことも、やっぱり好きだ。

音楽を聴いて感動する。

文章を読んで共感する。

作品を見て衝撃を受ける。

「こんな考え方があるんだ」

と驚く。

自分で作る時とは違う楽しさが、そこにはある。


誰かの作品に救われることもある

特に文章は、

書いた人の考え方や人柄が少し見えるような気がする。

自分と同じことで悩んでいた人。

同じような経験をした人。

同じものが好きな人。

そんな人の記事を見つけると、

勝手に少し近い存在に感じることがある。

「この人も同じだったんだ」

それだけで、少し安心する。


立ち止まっていた自分を動かしてくれることもある

何かに挑戦しようとして、

「自分にできるかな」

と不安になっている時。

誰かの経験を読むことで、

「思っているほど大したことじゃないのかもしれない」

と思えることがある。

難しく考えていたことが、

意外とシンプルだったと気づくこともある。

そして、

止まっていた足が少しだけ動き出す。

誰かが作ったものには、

そんな力もあるんだと思う。


自分と似た人を見つけると、応援したくなる

同じような経験をしている人。

同じようなものが好きな人。

自分と少し似た考え方を持っている人。

そんな人を見つけると、

自然と応援したい気持ちが湧いてくる。

そして不思議なことに、

その人が頑張っている姿を見ると、

「自分ももう少しやってみよう」

と思える。

直接会ったこともない人から、

モチベーションをもらうこともある。


作ることで、自分のことも少しずつ分かってきた

自分で何かを作ることには、

もう一つ面白さがある。

自分のこだわり。

好きな世界観。

考えていること。

経験してきたこと。

そういうものを形にしていくと、

自分自身のことが少しずつ見えてくる。

「自分はこういうものが好きなんだ」

「こういうことを大切にしているんだ」

作ることが、

いつの間にか自己分析にもなっていた。


誰かの作品を見ることでも、自分が見えてくる

そして最近は、

人の作品を見ることも同じなのかもしれないと思っている。

なぜ、この作品に惹かれたんだろう。

なぜ、この文章には共感できたんだろう。

逆に、

なぜこれは自分には響かなかったんだろう。

そう考えていくと、

そこにも自分の価値観が見えてくる。


作ることと、受け取ること

自分で作る。

誰かが作ったものを見る。

一見すると反対のことに見えるけれど、

自分の中では、どちらもつながっている。

誰かの作品から刺激を受ける。

自分でも作ってみる。

そこで新しいことに気づく。

そしてまた、人の作品を見る。

すると以前とは違うところが見える。

その繰り返しが楽しい。


結論

何かを作ることは、

自分の中にあるものを外へ出していく時間だと思う。

そして、

誰かが作ったものに触れることは、

自分の外側にあるものを受け取る時間なのかもしれない。

どちらか一方だけではなく、

その両方があるから、

自分の世界も少しずつ広がっていく。


最後に

自分で何かを作って、

少しずつ上達して、

完成した時の達成感を味わう。

それは、これからも大切にしたい。

でも同じくらい、

誰かが作った音楽を聴いて感動したり、

文章を読んで共感したり、

自分では思いつかなかったものに出会って衝撃を受けたり。

そんな時間も大切にしていきたい。

作る側になったからこそ分かる凄さもある。

でも、

何でも「自分ならどうするか」と考えるのではなく、

時にはただ純粋に、

「これ、いいな」

と楽しむ。

そこからまた、

自分では思いつかなかった考え方や、

新しい世界に出会えることがある。

自分の中にあるものを形にすること。

そして、

自分の外にあるものを楽しむこと。

その両方を行ったり来たりしながら、

これからもたくさんのものに触れて、

たくさんのものを作って、

楽しみながら過ごしていきたいと思っている。

現代は沢山の数えきれない作品が気軽に体感できるようになっている。

アニメや絵、小説や啓発本、映画やドラマ、音楽等、全てを体感し尽くすには不可能なほど、沢山の作品が存在し、毎日増え続けている。

その作品を作るという事に、自身も加わって、自己表現を楽しみながら続けている。

それらの作品を沢山体感して、色々な事を学んだり、経験を仮想体験したりして、日常の何かに役立てる、当てはめる、視野を広げて物事を考える事ができる。

作品を体感する事と、作る事は、似ている箇所もあれば、また全然違った体験を得る事ができる。

考え方、視点の違い、学ぶことの多さ、それらを乗り越えて出来上がる達成感が、どんどん創作に熱を注いで、夢中にさせてくれる。

人それぞれ、作品の何に対して魅力を感じて、思いを持つのかは違うけれど、人の感性を掻き立ててくれて、日常の過ごし方にも影響を与えてくれることが多い。

色々と考える事がある事、手軽に体感できる作品が多いという時代は、凄く豊かで、色々な可能性を考えさせてくれる環境だと思っている。

だから、これからも、多くの作品と触れ合いながら、自身も創作を続けて、自己実現に向けて楽しく行動していきたいと思っている。

塔野ミノル

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